【佐賀・福岡】 中間処理施設 / ※佐賀県/福岡県/久留米市の収集運搬・中間処分の許可書取得済
サガ・コア&カッター工業(株)では、アスファルトやコンクリートの切断(カッター)作業中に排出される汚泥(道路の削りカスと冷却水が混ざった物)を回収し、汚泥を固形物と濾過水に分離させ、現場から発生する産業廃棄物を安全・簡単に処理できる工法などを取り入れ、自然環境に配慮した取り組みを行っております。
中間処理施設(SDGs)
2023年3月に建設汚泥を受入れるフィルタープレスが竣工しました。
回収した濁水を固形物と濾過水に分離させ、再び作業用冷却水として再利用し、汚泥は盛り土材としてリサイクルが可能です。
脱水ケーキ・再生処理水の状態
汚泥の量を容積比で80%以上縮減するので処理物の強度も高く、飛散することなく安全に運搬することができます。
また、濾過された水は貴金属の除去を90%以上行う事ができる上、5.8~8.6phに中和する事ができます。それは飲料水の水質基準で定められた基準と同等です。
当社では、フラットソーイング、コアドリリング、ウォールソーイング、ワイヤーソーイングの4つの基本工法をもとに、独自のアイディアで多種多様なダイヤモンド工法を用いて道路や構造物の切断・穿孔を行っています。
また、平成24年3月13日付け、国土交通省から各地方整備局宛てに、アスファルト舗装切断作業の際、切断機械から発生するブレード冷却水と切断粉がまじりあった排水については、水質汚濁の防止を図る観点から、排水吸引機能を有する切断機械等により回収・処理するよう求めた通知がなされました。このため、発注する地方公共団体においては、湿式法、乾式法それぞれの処理方法についての基準を定め、工事業者にも適正に処理するよう求められるようになりました。切断水とは強アルカリを示す事からも、河川・側溝に流す事で農作物や有明海へ甚大な影響を及ぼす事が否めません。
当社では、切断工事の際に発生する汚泥は移動式中間処理施設(マジカルべコップ)での処理を行い、ろ過された水は再び冷却水へ循環し、脱水汚泥は処理土としてリサイクルに繋げます。サガコアはサステナブルな新しい技術を取り入れ、よりクリーンで、より革新的な企業活動を徹底してまいります。 ※2023年3月に中間処理施設(1日の受入10㎥)が完成いたしました!