社会インフラの長寿命化へ!劣化メカニズムと補修技術の最新動向 | サガ・コア&カッター工業(株) | 佐賀県白石町

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社会インフラの長寿命化へ!劣化メカニズムと補修技術の最新動向

目次

  1. インフラの劣化要因
  2. 劣化による影響
  3. 劣化インフラの診断方法
  4. 劣化インフラの補修技術
  5. 劣化した対象物にあと施工アンカーを施工する際の注意点
  6. まとめ
  7. 参考文献

1️⃣ インフラの劣化要因

日本国内の道路、橋梁、トンネル、建築物などのインフラは、築50年以上を迎えるものが増加しており、劣化が深刻な問題となっています。主な要因は以下の通りです。

劣化要因影響
中性化鉄筋の腐食を促進し、強度低下を招く
塩害鉄筋の腐食を加速し、ひび割れ・剥落を引き起こす
凍害吸水した水分が凍結と融解を繰り返し、ひび割れを発生させる
化学的劣化硫酸や炭酸ガスによる劣化で、表面の脆弱化が進む
交通荷重振動や摩耗により、亀裂・破損が発生

2️⃣ 劣化による影響

劣化が進行すると、インフラの安全性や耐久性が著しく低下します。

  • 橋梁の耐荷力低下 → 交通規制・通行止めのリスク増加
  • コンクリートのひび割れ・剥落 → 事故発生の危険性
  • 耐久性の低下 → 維持管理コストの増大、安全性の低下

3️⃣ 劣化インフラの診断方法

国土交通省が定める点検基準に基づき、適切な診断が求められます。

診断方法概要
目視調査ひび割れや剥離の有無を確認
中性化試験フェノールフタレイン溶液を用いた測定
電位測定法鉄筋の腐食リスクを評価
超音波検査コンクリート内部の空隙・劣化を評価
X線調査鉄筋の位置や状態を非破壊で検査

4️⃣ 劣化インフラの補修技術

適切な補修方法を選択することで、インフラの耐久性を向上させることが可能です。

劣化現象補修方法
ひび割れエポキシ樹脂注入
鉄筋腐食防錆処理、断面修復
剥落・空隙モルタル充填、吹付け補修
表面劣化保護塗装、ライニング
支承の劣化支承交換・補強

5️⃣ 劣化した対象物にあと施工アンカーを施工する際の注意点

劣化したコンクリートにあと施工アンカーを設置する場合、特別な対策が必要です。

劣化の種類影響推奨される対応策
ひび割れ接着強度の低下エポキシ樹脂注入で補修
中性化強度低下・腐食表面保護塗装・アルカリ回復処理
鉄筋腐食破断・強度低下鉄筋補修・防錆処理
剥離・剥落固定力不足・落下モルタル補修・再施工

また、アンカーの種類によっても対応が異なります。

  • 接着系アンカー: 施工前に補修を行い、適切な清掃を徹底する
  • 金属系アンカー: 劣化部位では拡張機構が適切に作動しないため、慎重に選定する

6️⃣ まとめ

日本のインフラは高齢化が進んでおり、適切な診断と補修が不可欠です。

  • 定期的な点検を実施する
  • 適切な補修方法を選択する
  • あと施工アンカーを使用する際は、対象物の状態を十分に確認する
  • 耐久性を高めるための維持管理を徹底する

適切な維持管理を行うことで、インフラの寿命を延ばし、安全性を確保することができます。


7️⃣ 参考文献

  • 国土交通省「インフラメンテナンスに関するガイドライン」
  • JCAA(日本建設あと施工アンカー協会)「あと施工アンカー施工指針」
  • 土木学会「コンクリート構造物の維持管理に関する技術指針」

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